食材について
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呑兵衛の天然とらふぐ料理
究極の味といえば、天然とらふぐ。それも、「瀬戸内のしろ」に決まりです。かの魯山人も、和食の最高峰としてふぐ料理をあげています。その味は「幽玄」の一語で、彼は推古仏の美にたとえています。同感です。しかし、ここからが問題なんです。ふぐにも色々あるのです。種類はもちろんですが、同じ「とらふぐ」のなかでも、究極の味といえるのは、はえなわ漁で獲られた「瀬戸内のしろ」にかぎるのです。もちろん、天然ものでなくては、意味がありません。養殖には本来のふぐの味はありません。是非一度、天然のとらふぐを味わってみてください。
呑兵衛のふぐは、すべて瀬戸内産の天然ものです。私どもは、瀬戸内のふぐをこよなく愛しています。なぜなら、最高だからです。しっかり、ほんとうに旨い。毎日食べても飽きの来ない幽玄の味。シーズンは、伝統的に、「彼岸から彼岸まで」つまり、秋分の日から春分の日まで、です。期間中は、いつお出でいただいても、ふぐ料理を提供できるように、ご用意しております。
長州逸品料理とは
私どもは、地元の魚を愛しています。それゆえ、その美味しさをなんとか皆様に知っていただこうと、昭和21年の創業以来、微力ながら、その素材の味を生かした料理を確立しようとつとめてまいりました。いまだ道なかばですが、それぞれの地魚の旬の味覚に最適とおもわれる料理を、季節ごとに提案し、実践しております。そしてそれについて、僭越ながら、「長州逸品料理」と名付けました。宇部は山口県の中でも、とりわけ海の幸が豊かな土地ですので、ほんの一部を掲載しているにすぎません。季節の移り変わりにつれて、さまざまな旬の味が楽しめます。
あら（クエ）
クエのことを、こちらでは「あら」とよびます。これは「本あら」とよんでますが、キジハタです。刺身も美味ですが、とりわけ鍋が絶品。ふぐのように、コース料理でお出しすることが多いです。
シャコ
宇部の遠浅海岸でとれます。自家製の秘伝の酢でいただきます。握り寿司、天ぷらも美味。
はまぐり
はまぐりの塩焼きがおすすめ。身はいうまでもなく、殻にたまったはまぐりのエキスがつまった焼き汁がたまりません。
岩がき
隠岐でとれる、天然の岩がき。夏牡蠣です。別名、「海のミルク」レモンをじゅっと絞ってくちに入れると、豊醇な味がひろがりますよ。
わたりがに
宇部名物、わたりがに。蒸すことで風味はそこなわれず、旨味がひきだせます。焼いても美味しいです。
おこぜ
宇部はおこぜもたくさんとれます。薄造りにしても、旨いです。カレイもあります。唐揚げうまいです。
すずきのイタリア焼き
宇部産のすずきをオリーブオイルとハーブをつかいながら、和食の隠し味をそえて焼き上げた、オリジナルな一品。
天ぷら盛合せ
すし屋なのに、大人気でたくさんオーダーをうけます。もちろん、ちゃんと仕込みをしてます。天つゆは、創業以来かわらぬレシピ。
のどぐろ
浜田からのどぐろが入荷します。脂がのりにのった塩焼きはサイコーです。忘れられない味です。我が家の看板メニューのひとつです。
